夏といえば素麺(そうめん)。まるで風物詩のようですが、冬にも温かくして食べる事が出来る保存食です。そんな素麺には、細くのどごしが良い事から、そうめんの味付けにはそうめん自体に薬味を加える事で、そうめんを楽しんできました。
今日はそんなそうめんをもっと楽しむ為に、分かってはいるけどやっぱり外せない王道薬味からちょっとマイナーで試した事がないものまで、代表作を5選ピックアップします。特に大人の通な食べ方としてご紹介致しますので、本格的な楽しみ方を知って是非活かして下さい。
1.わさび
最も代表的なそうめんの薬味、わさびです。ちょっと本格的にご紹介。
大人の食べ方は本わさび
冷蔵庫に残っているチューブわさびをいつも使っているかもしれません。でも本さわびを使ってみてはいかがですか?チューブに比べると大変高価ですが、チューブと食べ比べてみて下さい。「本」さわびには敵いません。
本わさびのすりおろし方法
左記にあるおろし金を使いましょう。ポイントは「の」を書くように、斜めにおろす事。角度を同じままおろすと、ある角度だけすりへっていきますので、わさびを回しながら、「の」を書いておろしましょう。
間違っても皮を全部そぎ落としてはいけません。原則そのままおろしましょう。あらかじめ全部すりおろして冷蔵庫保管もダメ。食べる時に食べる分だけおろす。これが基本です。
2.しょうが
こちらも王道、そうめんの主役級薬味です。
チューブから生しょうがへの挑戦
こちらもチューブではなく、生のしょうがを買って試してみましょう。上記のわさびに比べて大変手に入りやすく、そしてわさびより安価です。本格薬味デビューとしては、生姜はおすすめです。
生しょうがのおろし方
生姜は軽く皮をむいてから、おろし金を使って真っ直ぐ立てて「○」を描くようにおろします。
3.みょうが
あまり馴染みのない方もいらっしゃるかもしれません。わさびや生姜に比べるとマイナーな薬味ですが、苦味を演出してくれる貴重な薬味です。
みょうがの使い方
みょうがは基本せん切りにして、めんつゆの方に落としてそうめんと一緒に食べましょう。
4.ネギ
味の薬味を上記でご紹介する中で、ネギは魅せる薬味といったところでしょうか。そうめんだけでなく、色んな料理にも活躍する万能薬味であるネギ。
ネギの切り方と使い方
ネギの不揃いを解消する為に、切る直前、ネギを輪ゴムで縛りましょう。それによって切る度にばらつくネギを留めてくれます。
5.柚子胡椒
柚子胡椒は九州のマイナーな薬味でしたが、最近知名度が急上昇中の薬味ですね。そうめんにぴったりな薬味として当店は自信を持って相性の良い薬味だとご紹介致します。
柚子胡椒の使い方とおススメ
使い方は、柚子胡椒をめんつゆに溶かしてからお召し上がり下さい。柚子胡椒とは柚子と唐辛子と塩で出来ています。よって辛味がありますので、少量から少しずつ加えてベストな量を調整しましょう。
もっと具体的な情報は、本場老舗店が教える~柚子胡椒の使い方12選~をご覧下さい。
まとめ
代表作5選をご紹介致しました。通な食べ方として、薬味を高品質なもので召し上がってみて下さい。きっと毎日のご飯に新しい刺激が生まれます。