冷奴はシンプルが一番!なんて思っても、食卓に同じ味を連続して出すのは気が引けます。たまにはちょっと違った食べ方も出来ないかな~。と試行錯誤をする主婦の方。お酒の珍味に何か豆腐で作れないかな~と思うご主人。そんな方の為に、外せない王道を始め、ちょっと変わった薬味の使い方。最後は食べ方編でマニアックな食べ方までご紹介します。
1.王道の薬味
まずは薬味のご紹介。豆腐に合う薬味自体をご紹介致します。
1-1.生姜
皆さんご存知の生姜です。改めて説明の必要もないと思いますが、出来るなら生姜はチューブではなく、生が良いですね。チューブから生の生姜に変えるだけでも、味の変化があります。
1-2.ネギ
青ネギ、白髪ねぎなど、一つのネギからもカット法などを変えながら楽しむ事が出来ます。
1-3.わさび
使うようで、あまり使わない方もいらっしゃるかもしれません。わさび醤油にして冷奴にするもの良いですね。
1-4.ミョウガ
ミョウガが随時家庭内にあるご家族は多くはないでしょう。たまに変化をつけたい時、ミョウガを加えてみましょう。
1-5.大葉
刻んだ大葉を冷奴として食べるのは、大変メジャーです。大葉が大量に余ったりした時は、小さめに切った豆腐を大葉でくるんで、チーズを入れたり、明太子を入れたりしてもGOOD。
1-6.柚子胡椒
まだまだ発展途上の柚子胡椒。醤油に溶かして食べたり、是非チャレンジしてみましょう。
2.薬味を使って冷奴を楽しむ味付け~王道からマニアックなものまで
豆腐に合う薬味のご紹介をしてきました。飽きてきた場合、薬味そのものを変えてしまう方法と、薬味は変えなくても食べ方などで変化をつけて、冷奴を楽しむ方法もあります。
2-1.最もメジャーな組み合わせ:ネギ+かつおぶしを醤油で食べる
もっとも食卓に出ている料理法でしょう。オーソドックスですが、来客におもてなしをするときなどは、オーソドックスで攻めておくべきです。関東の皆さまは、私達九州人が普段使用している九州醤油を使って召し上がってみて下さい。甘い醤油に冷奴がよく合います。
2-2.ざる豆腐+ごまだれで和の雰囲気を演出
早速食べ方を変えてみましょう。同じ冷奴でもざる豆腐にイメージチェンジ。ざるに大胆に盛って、ごまだれで食べる。和のイメージが食卓で彩りますね。ざる豆腐は、豆腐が丸い形をしているのが、雰囲気を一層演出します。スーパーのパックに入っている四角の豆腐で実践したい場合は、大スプーンですくってみましょう。大きく豆腐の形はつくれなくても、写真のような雰囲気を出せます。
2-3.青ネギ+白髪ねぎ+ピリ辛ダレで中華風冷奴
薬味がネギ、そんな方法はよくされている事でしょう。しかし醤油ではなくてピリ辛系のタレ。例えば冬に使って余っているキムチ鍋の素とか、炒め物用のピリ辛系ソースなどでも良いでしょう。冷菜にピリ辛系で食べると食欲が刺激されて美味しくご飯を食べる事が出来ます。
2-4.食べるラー油で、お酒のおつまみ
ピリッとするラー油と、ガーリックの風味がたまりません。薬味自体を食べるラー油に変える事でお酒のおつまみにもなります。他にもビン詰め商品や缶詰商品を豆腐にかけてみるのは、レシピが足りない時の緊急時に活躍します。
2-5.肉みそぶっかけで、小鉢の存在から主役級へ格上げ
手間暇かけた愛情料理です。料理をしない男性から見ても、手間がかかっているように見える料理です。甘く仕上げたり、辛めにしたり、ご主人の
2-6.見た目をイメチェン。グラスに盛って黒蜜かけてデザート風
皆さん驚きかもしれません。センスある料理人によるアイディア料理ですね。冷奴の概念を底辺から覆す見た目ですが、何も変わった調理をした訳ではありません。豆腐をグラスに盛りつけて、黒蜜をかけます。写真ではクコの実を飾っていますが、冷蔵庫に余っているトッピングを乗せれば完成です。記念日や誕生日に披露してはいかがでしょうか?
2-7.あおさ(または海苔)のスープ仕立てで劇的ビフォーアフター
冷奴に同じ冷菜だけど、こちらも普通の冷奴をビフォーとすると、この写真のアフターは劇的変化です。味噌汁に使うお出汁(ダシ)を使ってあおさ、または市販の海苔をダシに投入。写真のようになります。深めの容器に入れてスープをひたす事によって上記のような料理が完成。冷奴をダシやタレでかけるのではなく、ひたすというアイディア。
2-8.沖縄料理:スクガラス豆腐という新作にチャレンジはいかが?
まずは料理の説明から。スクガラスとは、スク=アイゴ(魚の名前)+ガラス=塩漬け。という事で魚の塩漬けです。沖縄では島豆腐(私達の知っている木綿豆腐よりも固く味が濃厚)の上に、魚の塩漬けを乗せて、そのまま食べる、スクガラス豆腐という冷奴があります。色んな都道府県にある伝統料理に挑戦するのも楽しい食事になりますね。
3.まとめ
いかがでしたか?王道の薬味紹介に始まり、食べ方編では色んな料理をご紹介させて頂きました。特にお皿を変えたり、組み合わせを変えるだけで、とても変わった料理のイメージになりますよね。日々食卓に出る冷奴だからこそ、色んな食べ方にチャレンジしてみましょう。