すき焼きといえば美味しいお肉で、こってり甘い醤油ベースで頂く、ちょっと贅沢鍋ですよね。江戸時代から始まったといわれるすき焼きについて今日はご紹介致します。もちろん、柚子胡椒も合いますよ。
すき焼き鍋の発祥と歴史
まずはすき焼き鍋の歴史や発祥からご紹介します。
すき焼き鍋とは
すき焼きとは、肉(主に牛肉)にネギや豆腐、白滝などを醤油、砂糖で調合した甘辛いタレで煮焼きした鍋です。
発祥と歴史
すき焼きは江戸時代から見られる名で、鍋の代わりに農具の鋤(すき)の金属部分を火にかけ、魚や豆腐を焼いて食べたことから「鋤焼(すきやき)」と呼ばれるようになりました。
文明開化後、牛肉が庶民の食べ物として普及してからは、東京を中心に割り下を使うすき焼きが広まり、「牛肉鍋」や「牛鍋(うしなべ)」と言われ、やがて「牛鍋(ぎゅうなべ)」が関東では一般的な呼び名になったそうです。
「すき焼き」は主に関西で使用されていた言葉で、牛肉を焼いてから砂糖・醤油で調味するものでしたが、関東大地震(大正12年)以降に割り下を使用するすき焼きが広がっていきました。
すき焼き鍋の作り方レシピ
材料4人分のレシピ紹介です。
材料
牛ロース肉(薄切り) 400g |
ネギ 2本 |
白滝 1袋 |
椎茸 8枚程 |
焼き豆腐 1丁 |
白菜 1/2カット |
春菊 1/2束 |
牛脂(なければサラダ油) 適量 |
醤油 100ml |
みりん 100ml |
砂糖 30g |
水 100ml |
※お好みで卵につけてお召し上がりください。
作り方レシピ
- ①.〔下準備〕白滝は臭みをとるために下ゆでします。醤油・砂糖・みりん・水を混ぜ合わせます。
- 下ゆでした白滝は食べやすい長さに切ります。牛肉は2~3等分に切ります。ネギは1cm幅の斜め切りにし、春菊は5cm程の長さに切ります。椎茸は石づきを取り、白菜はざく切り、焼き豆腐は10等分くらいに切ります。
- すき焼き鍋を熱し、牛脂(なければサラダ油)を溶かして鍋全体に馴染ませます。
- 牛肉の両面を軽く焼きます。
- 牛肉に適度に焼き色がついたところで、醤油・砂糖・みりん・水を混ぜ合わせたものを鍋に回しかけます。
- 鍋を弱火にして、白滝・焼き豆腐・椎茸・白菜・春菊を入れて、全体に色づくまで煮こめば完成です。柚子胡椒もお試しあれ。