この料理の生まれた時の名前は、
「南蠻料理」
という名だったそうです。
水炊きの歴史と発祥
まずは水炊きの歴史や発症からご紹介します。
水炊きとは
水炊きとは鍋に水を張り、鶏肉、野菜などの食材を煮込んで調理した鍋です。
水炊きの歴史と発祥
1643年(寛永20年)の『料理物語』第九汁の部に「南蠻料理」(なんばんりょうり)という名で、鶏の水炊きが記載されています。
当時は、鶏肉、大根を水で煮てから、鶏肉をほぐし、酒と塩を加え、ニンニク、味噌などで食べられていたそうです。
水炊きは南蛮料理の名で江戸時代の終わりまで長崎の家庭料理として伝えられていましが、
明治初年に長崎の人が博多に伝えて、博多名物の鶏の水炊きになったと云われています。
水炊きのおススメ作り方レシピ
材料2-3人分のレシピ紹介です。
鶏肉 400g |
木綿豆腐 1/2丁 |
キャベツ 1/4個 |
人参 1/2本 |
水菜 1/2束 |
えのき茸 1束 |
スープ
塩 小さじ1/2と少々(お好みで) |
鶏ガラスープの素 小さじ3 |
水 1000cc(1ℓ) |
作り方レシピ
- 〔下準備〕ビニール袋、もしくはボールに鶏肉を入れて、塩小さじ1/2を鶏肉にふり、塩が全体に回るように揉んで、30分程馴染ませます。
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材料を切り揃えます。えのきは石づきを切り、半分の長さにします。水菜は5cm程の長さにして、キャベツはざく切りにして、豆腐は食べやすいサイズに切ります。人参は輪切り(お好みで短冊切りや花の形)にします。
- 鍋に鶏ガラスープの素、水、塩少々(お好みで)を入れたら中火でひと煮たちさせます。
- ひと煮たちさせたら、鍋に鶏肉を加えて、蓋をして中火から弱火の火力で20分程煮込みます。
- 20分程煮込んで鶏肉から出汁が出ていたら、野菜や豆腐を加えて、軽く煮込めば完成です。
- 柚子胡椒と共にお召し上がりください。