牡蠣の美味しいシーズンですね。牡蠣といえば、焼牡蠣ですね。
牡蠣小屋で食べる牡蠣は格別です。自宅で食べる為には、水煮になっている
牡蠣のパックを買って調理しますが、牡蠣をより美味しく食べる為に
土手鍋をご紹介致します。
牡蠣の土手鍋の発祥と歴史
まずは牡蠣の土手鍋の歴史や発祥からご紹介します。
牡蠣の土手鍋とは
牡蠣の土手鍋とは、鍋の内側の縁に味噌を塗り、牡蠣、豆腐や野菜などを入れて少しずつ味噌をだしに溶かしながら食べる鍋の事を言います。
牡蠣の土手鍋の歴史
広島では元禄年間(1688-1704)には、すでに牡蠣の養殖が行われていたそうです。
江戸時代になり、牡蠣の養殖をしていた広島の商人たちが、舟で大阪に行き、河岸に舟を停めて牡蠣を売っていました。牡蠣だけではなく、料理も提供するようになり、人気だったのが牡蠣鍋だったそうです。
この土手下の舟で売る牡蠣鍋を「土手下鍋」と言われるようになり、やがて「土手鍋」になったと云われています。
牡蠣の土手鍋のおすすめ作り方レシピ
材料4人分のレシピ紹介です。
材料
牡蠣むき身 400g |
焼き豆腐 2丁 |
白菜 1/4カット |
椎茸 約8枚 |
長ネギ 1本 |
春菊 1束 |
※調味料
合わせ味噌 150g |
砂糖 大さじ2 |
酒 大さじ2 |
みりん 大さじ2 |
おろししょうが(チューブ) 大さじ1 |
顆粒だし 小さじ1/3 |
水 1カップ |
作り方レシピ
- 牡蠣むき身は薄目の塩水で洗い、ザルに上げて水気を切ります。
- 白菜は3cm程の角切りにして、春菊は茎の固い部分を切りおとします。長ネギは1cm幅の斜め切りにします。
- 椎茸は石づきを取り、焼き豆腐はタテ半分に切り、1.5cmの厚さに切ります。
- ボウルに味噌を入れて、砂糖・酒・みりん・おろししょうが(チューブ)を加えてよく混ぜます。
- 土鍋の側面に④で作った調味料を塗り、焼き豆腐・野菜・牡蠣を加えて、水、顆粒だしを入れて中火で煮ていきます。
- 煮立ったら春菊を加えて、弱火にしてフタをし、5分程煮込めば完成です。
柚子胡椒と共に召し上がれ。