今日はふぐてっちり鍋をご紹介します。
最後に美味しい食べ方とレシピを記載していきますので、是非ご参考下さい。
ふぐ鍋(てっちり鍋)の歴史と発祥
ふぐ鍋、別名てっちり鍋のご案内から致します。
ふぐちり鍋とは
ふぐちり鍋とは、昆布などで出汁を取り、ふぐの切り身や骨を主な材料とし、野菜などと一緒の土鍋に入れて煮込んだ鍋です。関西では「てっちり鍋」と言います。
背景、歴史と発祥について
日本では、ふぐの歴史は長く、約2万年前の縄文時代から食べてられていたようです。
しかし、豊臣秀吉の時代から明治時代までふぐの食の取り締まりが行われており、庶民は食べることができず、一部の特権階級の人たちのみが食べていました。
1643年(江戸時代)に記された「料理物語」の中に、ふぐの調理法として、「ふくとう汁」(ふぐ汁)とういう料理が記されており、これがふぐちり鍋の始まりだと云われています。
ふぐちり鍋料理のおすすめレシピ紹介~柚子胡椒を添えて
材料4人分のレシピ紹介です。
出汁のレシピ
- 水 1,500ml
- 昆布 10cm程
- 酒 50cc
具材
- ふぐ切り身 1尾
- 白菜 1/4カット
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長ネギ 1本
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春菊 1束
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えのき茸 1袋
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豆腐 1丁
薬味
柚子胡椒 | 適量 |
ポン酢 | 適量 |
青ネギ |
1束 |
作り方レシピ
- ①. ふぐの身は食べやすい大きさに切ります。
- 土鍋に水・昆布・酒・ふぐの骨付きの身を入れて、煮立たせます。煮立つ途中で昆布を引き上げます。
- 白菜は5cmの角切りにし、長ネギは1cm幅の斜め切りにします。えのき茸は根元を切り、ほぐしておきます。春菊は5cm程の長さに切り、豆腐は食べやすい大きさに切ります。
- 白菜の芯の部分を先に鍋に入れ、再び煮立ったら、長ネギ・えのき茸・豆腐・白菜の葉の部分を入れ、空いてるスペースにふぐの身を加え、5~10分程煮込みます。
- 食べる直前に春菊を加えたら完成です。柚子胡椒と共にお召し上がり下さい。