当店のホームページをご覧いただきありがとうございます。柚子胡椒も最近は薬味の中でも代表的な1種類として認知頂くようになり、柚子胡椒の作り手も道の駅で出品する個人の方からスーパーなどに卸売をするメーカー、ネット専業のお店など多様性を増しています。その中でも当店は製法や値段、販売方法など全く異なる店舗です。まずは当店のご紹介と共に商品の事もご覧頂けましたら幸いです。(写真は生産担当者による柚子収穫の様子)
1.店舗特徴
まず大きく異なる店舗の在り方や販売方法についてご紹介します。
1-1.インターネットでしか買えない柚子胡椒専門店
通常、当店は会員の皆様と量り売りで販売している柚子胡椒を専門とする薬味店です。スーパーやデパートに卸していない理由については下記製造方法についてもご紹介しますが、商品をこだわりぬいた結果この形となりました。
1-2.所在地は太宰府天満宮の近くで商品の仕上げと出荷を行っています
太宰府天満宮参道から徒歩10分程度の太宰府市五条にて直前製法の最後の仕上げと、お客様に直送する為の出荷を兼務しております。
1-2.各地で直売会実施
直売を主とするイベントや商業施設内ポップアップストアにて各地で直売会を開催しております。会員の皆様と量り売りでご案内しておりますが、お試しの機会をお客様に作って頂きたいとネット及び各地直売会にてお試し購入が可能です。
博多駅直売会にて
大阪駅直売会にて
博多バスターミナル内ポップアップストアにて
メガドンキホーテ、ポップアップストアにて
キャナルシティ博多直売会にて
鹿児島センテラス天文館直売会にて
大阪駅ビル、ルクアテナントポップアップストアにて
一部は定期継続しており、上記以外にも各地で直売会や商業施設内テナントにて期間限定販売を行っています。開催時期や場所についてはSNSまたは当店までお問合せ下さい。
2.商品紹介:生柚子胡椒シリーズ
練っている柚子胡椒を生柚子胡椒と表記しています。一般的な製法に比べより作り立てを実施している事や、生食パンのようにこだわりをしっかり持っている事、当店はドライ柚子胡椒も開発した事により表記の差別化の為にも生柚子胡椒と呼んでいます。
2-1.超減塩である事
一般的に作る柚子胡椒の塩の量が最大70%以上少ない超減塩タイプです。当店は生柚子胡椒系シリーズは4種ありますが、全て共通しています。塩の量が多いところは3分の1前後の塩の量が入っている為、超塩分です。当店は塩を減らす事で減らした分を柚子の香りやピリ辛を埋める事で、他店より原料を沢山使っている事で濃縮版のような成分となります。ですから食事の際に利用する一回分の柚子胡椒量は箸の1本先端に取る程度で十分となる訳です。
2-2.直前製法
普通は1年分をまとめて製造するスタイルが一般的な製法です。秋頃に一気に収穫して一気に製造し、まとめて瓶詰して様々な販売場所へ流通していきます。ですからもし夏頃にスーパーなどで購入した場合には昨年の秋製造分という可能性が非常に高いです。
当店の1年の中で段階を追って製造を進め、出荷直前に瓶詰する製法です。最も香りやピリ辛のフレッシュさが出るのは調合した時や瓶詰する時です。その瞬間からお客様がお召し上がりになる期間を短くする事によって、少量で驚く程フレッシュでパンチのある生柚子胡椒となります。
直前に製造したり瓶詰したり、中にはご注文を受けてから瓶詰をするので、全てのお客様に年間実施していく事はとても手間暇がかかります。しかしお寿司でも板前の職人さんが目の前で魚をさばき、目の前で握りたてを出してくれる美味しさにあるように、柚子胡椒も作り立てが美味しいから当店は続けています。
3.商品紹介:粉薬味シリーズ
生産する唐辛子や柚子を薬味として提供したいと考え、製品化に至った粉薬味シリーズです。
柚子の粉末化に3年
「柚子胡椒の粉ってないですか?」「粉末タイプ作ってくれませんか?」とかねてよりリクエストを頂いていました。香料を使わない柚子は香りのイメージが下がり、生柚子をかじると苦みもあるように、苦みは取って香りを引き出すには不可能と考えていました。しかしお客様の中で塩分摂取に気を配る必要があるとのお話を頂いた中で、手軽で完全無塩で製品化したいと考えるようになりました。3年の期間を経て製品化に至りました。
独自調合
柚子をドライ化に成功した後もブレンドや調合に更に時間がかかりました。七味を作るにも様々な原料を使い生産者を訪ね1つ1つの原料の味と香りの最大化を目指し調合をしていきました。
直前製法
生柚子胡椒同様に作り立てを味わって頂き立たいと、原料調合や加工を細分化しお客様にお届けする時に最高の味と香りが瓶詰されるよう工夫を重ねています。