柚子胡椒の使い方12選～本場老舗店考案

最近全国的にも流行の兆しの柚子胡椒。本場では何でも使う柚子胡椒は、関西、関東、東北の皆さんはどうやって利用すればいいのか使い方に困っている方もいらっしゃる為、本場が教える柚子胡椒をご紹介致します。

1.味噌汁

お味噌汁に溶かしてみましょう。ピリッとした辛味と柚子の風味が相性の良さを感じさせます。

1-1.白みそ

白みそ

その中でも代表的なのは白みそのお味噌汁と相性が良いと考えています。赤みそよりは白みそがベストマッチ。

1-2.豚汁

豚汁

豚汁も相性が良い組み合わせの使い方です。

1-3.少量でokです

出来上がった味噌汁に、食卓で柚子胡椒を少しずつ入れながら自分に合った量を見つけましょう。

2.うどん

うどん

和の出汁と相性の良さを感じさせてくれるのがうどんへの使い方です。夏は冷たいうどん。冬は暖かいうどん、どちらにも使えます。

2-1.温うどん

温かいうどんは、ダシ汁に溶かして食べるのがおススメ。最初は柚子胡椒を使わず、後半戦で使ってみましょう。食べ方にも変化が出て、うどんに飽きが来ません。

2-2.七味や一味の代わりに

通常は七味や一味を入れて食べると思います。もちろんそれもとっても美味しい食べ方。たまにはいつもと違う食べ方としたいな、と思った時はこのお話しを思い出して頂いて、柚子胡椒を使ってみて下さい。全然イケちゃう事に満足して頂けると思います。

2-3.たっぷり入れてもok

温かいうどんの場合は特に、お汁がたっぷりあります。適量を溶かしていきながら丁度良い具合に収めるのは、そこそこ量を入れて良いでしょう。お試しあれ。

3.ざるそば

ざるそば

お蕎麦に合うイメージは湧きやすいかもしれませんね。わさびが薬味の代表格でありますから、そばつゆに入れて食べてみると、GOOD！

3-1.わさびの代わりに

ワサビの代用として試しに使ってみましょう。また違った風味が楽しめます。九州では柚子胡椒を何でも使いますから、意外とわさび派と柚子胡椒派で分かれるんじゃないかと思います。

3-2.しっかり溶く事

そばつゆにポトンと入れても解けません。わさびよりはやや固形なものが多いので、そばチョコのお皿にこすりながら溶かしましょう。

3-3.少しずつ入れて調整を

そばつゆが少しの量ですから大量に入れるのは禁物です。柚子胡椒のモノによってはわさびよりも辛味があるものもありますから、他料理よりも少量から開始して自分用の分量を身に付けましょう。

4.素麺（そうめん）

素麺

夏の風物詩である素麺。素麺にも柚子胡椒は活躍します。

4-1.生姜の代わりに

よく利用されるのはすりおろし生姜だと思います。チューブより食べる直前にすり下ろした生の生姜が一番おいしいですが、いつも冷蔵庫に常備している訳ではありません。夏は何度か食卓に登場する1回でも柚子胡椒に変えてみるのもアリです。

4-2.少量が理想

そうめんつゆはあっさりとしています。細い麺に合うよう工夫されていますので、柚子胡椒を利用する場合は、うどんやお蕎麦よりも控えめな量でお試しになるのがいいでしょう。

5.炊き込みご飯

炊き込みご飯

意外な使い方の一つかもしれませんが、炊き込みご飯の味は原則「旨味」とか「甘み」が主流ですね。

そんな中でピリッと辛味を帯びると、毎日の食卓にメリハリがつくというもの。1度お試し下さい。

5-1.季節の炊き込みに入れて風味アップ

炊き込みご飯の具は本来、季節の味覚に応じて炊き込むと季節感を一層感じる旬の1品になります。でもまとめて炊き込んだ場合、翌日なども食べるのは、ちょっと飽きがきます。そこで柚子胡椒の登場です。

5-2.少量が良い

出来上がって、ご飯によそった際に、柚子胡椒を隠し味で混ぜてみましょう。食べる直前の方が柚子の香りが湯気と一緒に立ち込めて、食べる方の食欲をそそる事間違いナシです。量は少量にしましょう。

5-3.塩控えめ

柚子胡椒の成分には塩が含まれています。ですから、炊き込みご飯を炊き上げる際に、お塩を振っているご家庭は、分量控えめで良いと思います。

6.ポン酢

ポン酢

色んなポン酢が世の中に出ていますね。その中でも柚子ポン酢などがあります。が、柚子胡椒味のポン酢がないのはちょっと意外です。

九州の本場飲食店などではポン酢に柚子胡椒を溶かしてピリッとさせるのは、よくあるやり方の一つです。

特に柚子胡椒が賞味期限内に使い切れず困っている方などは、ポン酢に使ってみるのもおススメです。

6-1.柚子ポン酢に

中でも市販の柚子ポン酢に柚子胡椒を溶かしてみるのがおススメです。一層柚子の香りを活かす事も出来るので、市販の柚子ポン酢をコップなどに移して、柚子胡椒味ポン酢をオリジナルで持っておけば幅も広がります。

6-2.しっかりかき混ぜる事

柚子胡椒はわさびや生姜よりも固形になりますから、柚子胡椒をポン酢に落としても溶けません。すぐには溶けないので、はしでしっかり溶かしましょう。

7.パスタ

パスタ

初めて聞いた方は「えっ！パスタに？」と思う事でしょう。しかし、パスタに柚子胡椒を唱えたのは当店発祥です。

パスタにはバジルソースのジェノベーゼや辛いパスタなど多種多用にありますから、洋食向けの調味料などがなくても代用できるのです。

7-1.ペペロンチーノ

当店が最初に唱えたのは、ペペロンチーノです。ペペロンチーノには唐辛子を使って辛味を演出する料理工程があります。それを柚子胡椒で代用してみましょう。輪切り唐辛子はナシで大丈夫。十分辛味に柚子風味が加わって大変おススメ。

7-2.ダマにならないように

ゆで上がったパスタに直接絡めようとしても、なかなか溶けません。ダマになったまま食卓に出してしまうと、ダマを食べた方は「辛っ」とびっくりしますから、水分やオリーブオイルなどに溶かしてからパスタと絡めると美味しく食べる事が出来ます。

8.ドレッシング

ドレッシング

美味しいドレッシングが沢山市販で売っています。気づけば色んなドレッシングが冷蔵庫にあって、「どうしよう」って時ありませんか？

毎日の料理を気分楽しく出来る為にもドレッシングにも柚子胡椒が合うので、ご家庭にあったドレッシング＋柚子胡椒＝オリジナルドレッシングを作ってみましょう。

8-1.色んなドレッシングに

和・洋・中にこだわらず柚子胡椒を入れて大丈夫です。特にイタリアンなどではサラダにオリーブオイルを入れて塩を振って食べる習慣などがありますが、溶かした柚子胡椒のオリーブオイルをかけて食べるのもGOOD。

8-2.少量入れて

野菜の味を活かす為にも少量を使ってものたりないくらいに押さえておくのが良いでしょう。

9.マヨネーズ

マヨネーズ

調味料の必需品で、どの家庭にもあるマヨネーズ。そんなマヨネーズに変化が付けられると、意外に楽しい食卓が広がります。

柚子胡椒の使い道でマヨネーズって驚かれるかもしれません。でも本場大分、福岡人は何でも使いますから、マヨネーズに合わせていると言っても大して驚きません。

9-1.明太マヨネーズならぬ、柚子胡椒マヨ

私達福岡は、明太子も有名です。マヨネーズに明太子を入れて明太マヨにするのは日々の食事に変化を付ける為。そんな発送で柚子胡椒を和えてみようという発想です。意外と合います。

9-2.溶かし方

柚子胡椒という固形に、マヨネーズという固形はなかなか混ざってくれません。例えば水分になるようなものを少し加えて溶かすと、混ざりやすくなりますからご参考下さい。オリーブオイルなどを少量加えて混ぜても、全然違った雰囲気のマヨネーズになります。

10.天ぷらの天つゆに

天つゆ

上記でおつゆやお出汁に登場しているから、もう驚く事はないですね。こちら九州では王道です。

10-1.もみじおろし代わりに

もみじおろしもまた、活躍の頻度が少ないご家庭もあると思います。だから買っていないというご家庭は、柚子胡椒を是非レパートリーに加えましょう。

10-2.温めて香り引き立つ

天ぷらが温かいので、天つゆも温かい方が美味しいですね。冷蔵庫に入れているから冷たい状態と思いますが、天つゆをお皿に入れてから、柚子胡椒を入れ、レンジで温めましょう。柚子風味でピリッとした天つゆです。

11.ステーキ

ステーキ

私達のお客様も多くご利用頂いているステーキに柚子胡椒という組み合わせ。一度知ってしまえば、あっという間に当たり前になるほど、相性良いです。

牛肉ステーキだけじゃなくても、比較的タンパクな鶏肉にも合います。

11-1.肉と相性抜群

柚子胡椒には塩、唐辛子が入っています。塩分と辛味がお肉との旨味を刺激して、食欲をそそる事間違いナシです。ステーキソースなどタレを使う事をお休みして、柚子胡椒だけでシンプルなステーキの日も作ってみましょう。

11-2.食べ方

柚子胡椒を、食べる瞬間にお肉に乗せて、直接お口に運びましょう。

12.刺身

刺身

お刺身に柚子胡椒は試していないご家庭も多いのでは？パスタに続いて、当店はお刺身醤油に柚子胡椒を使う事を提唱しています。

特に当店の場合大葉胡椒があり、大葉の香りと辛味がお刺身との相性を抜群にしてくれるのです。

12-1.わさびの代用

いつもはわさびだから、今回柚子胡椒にしてみると、意外や意外。全然違う雰囲気に最初は感動します。

「こうなるのね」って。

12-2.少量でもok

わさびならたっぷり入れる方でも、柚子胡椒は少量がおススメです。柚子胡椒のメーカーさんによりますが、わさびよりも後から来る辛味が強い場合もあります。当店は辛味抜群なので、耳かき一杯でokです。