大手製薬会社様の手土産依頼の進め方と受注裏側
大手製薬会社様から手土産ギフトの受注を頂きました。その際の進め方などまとめました。
お医者様に渡す手土産プロジェクト
項目 | 内容 |
ご依頼企業様 | 法人会員大手製薬会社様 |
手土産を渡す対象のお客様 | お医者様 |
ご依頼数 | 数十件分 |
予算 | 1件3,000円(税込) |
ご注文方法 | お電話とメール |
担当者 | 店主 |
納期 | 約2週間 |
プラン | オーダー設計(いちから) |
ご注文から納品までの進行
打ち合わせ含む全工程1か月弱の中で、納品までの進行がどのように進み、納品されたかご紹介致します。
1.相談
某日、お電話にてお客様よりご相談を頂きました。大きな要点としては「手土産を考えているが、まとまった注文対応が可能か」「在庫はあるか」「○月○日午前中納品が可能か」などといったご相談でした。その時当店は全て基本的に問題ない事を伝えた上で、「何の商品をどのような予算で作るか、それらが明確に分かれば100%正確なお応えが出来ます」とお伝えし、そのまま商談開始となりました。
2.商談
お客様にとって必要な事は、納品日を絶対に変えれない事、予算の最大値が決まっている事(良い商品なら多少予算が上がって良い、という事も許されない)以上2点が必要でした。
私達は、送るお客様がお医者様であるを質問によって分かり、そこからお受け取りになるお客様層を当店の類似したお客様に重ね、「予算の中で複数商品の組み合わせによるギフトプランを一から作りましょう」とお話しさせて頂きました。「大きさも手の平サイズよりは大きな箱に改まったギフトの方が受け取った方が感心すると思います」と商談は当日まとまりました。
3.企画設計
いちから作り上げるオーダーでご注文を頂き、複数商品の組み合わせは何でも良いとの事でした。柚子胡椒がある事は望ましい事はヒアリング時に把握出来ていましたので、柚子胡椒、梅干し、唐辛子の3品目から構成されるギフトプランを作る事にしました。
4.ご提案
商品が決まった事で、容器やギフトボックス、梱包やラッピング、手提げ袋に至るまで設計したサンプルを写真に収め、添付メールで送付致しました。いちから全てを作る事に大変驚いて頂いておりましたので、無事形になっている事、きちんと意義に合ったギフトになっているかご確認頂く為にも写真で事前に確認を頂きました。無事「完璧」のお言葉を頂いて製造開始となりました。
5.製造
内容が全て決まったところで、柚子胡椒の詰め作業等開始致しました。当店は大口注文は特に受注を頂いてスタンバイ完了してから製造を開始致します。大量の場合、1個目のお客様と100個目を受け取るお客様で品質に差を出したくない事、ましてはそもそも工場で作っている訳ではありません。力がないからこそ一つ一つを受注生産にこだわって作ります。
6.梱包
全て製造、詰め作業が完了したところで、梱包作業を一気に開始致しました。検品も徹底し、写真を収めて私たちが何度もミスがないようチェック出来る体制を取っております。
7.納品
納品日3日前に完了し、出荷・納品致しました。